トイプードルは多くの方々に人気があり、愛らしい姿とサイズ感は見ているだけでも癒されます。
人気のあるトイプードルですが、健康に関してしっかりご理解している方は少ないでしょう。
今回はトイプードルの健康管理をはじめ、病気や食欲改善方法についても詳しく解説します。
体重の差が大きく出やすいトイプードル
トイプードルは小さくて愛らしい姿が人気ですが、トイプードルは体重の差が大きく出やすい犬種でもあります。一般的に犬は犬種によって標準体重があり、体重は健康に見極めるバロメーターの一つでもあります。
ただしトイプードルの場合には体重が1.5kgほどの個体もいれば5kg以上に成長することもあります。トイプードルは生まれてから1年ほどで成長がストップし、成長が止まると体高や体重に変化はなくなります。つまり、トイプードルに関しては、体重面から健康を考える場合には1歳の体重を理想体重としています。
トイプードルでも理想体重は大きく異なります。遺伝や体質が大きく左右する特徴があるトイプードルは飼育するときに無理やりダイエットやフードを増やす必要はありません。
食欲がない場合には工夫が必要
トイプードルに限らず愛犬の食欲が低下すると不安に感じるものです。特に子犬のときはデリケートで、毎日食事を与えることが大切です。子犬のトイプードルは食べないと大幅に体重が減ってしまいます。下記では食欲がないトイプードルの対処法について解説します。
ぬるま湯でドッグフードをふやかす
子犬のトイプードルの食欲がない場合には、まずドッグフードをふやかして与えるとよいでしょう。犬は嗅覚が人間よりも優れているので、ドッグフードをふやかすと匂いが強くなります。食欲を刺激できますし、お湯でふやかすことで食べやすくなるメリットがあります。お湯でドッグフードをふやかす場合の適正温度は30℃程度がよいでしょう。熱過ぎるとドッグフードの栄養がなくなってしまいます。
ドッグフードにトッピングをして与える
日々の食事で食欲が改善されない場合には、ドッグフードにトッピングをすることが大切です。鶏肉やさつまいもなどをドッグフードに混ぜてあげると食欲が改善されるケースが多いです。鶏肉をドッグフードに混ぜる場合には、胸肉やささみ肉などの脂肪分が少ないものを選び、茹でて中まで火を通してから与えましょう。
さつまいもは茹でて、小さく砕いてからドッグフードと混ぜます。毎日の食事に一手間加えることは負担に感じるかもしれませんが、食欲の改善には必要なことと意識してください。
糖尿病はトイプードルがなりやすい病気
トイプードルを飼育する上で病気は一番心配という方は多いと思います。トイプードルはなりやすい病気は外耳炎や歯周病など多くありますが、中でも糖尿病には注意が必要です。トイプードルにとって糖尿病は、子犬の時期に起こりやすく、症状も急速に悪化する特徴があります。原因としてはストレスや運動不足などが挙げられます。人間と原因は似ているところがありますが、水分を取る回数が多くなれば要注意です。
トイレの回数も同時に増えて、食欲がなくなり、体重が減っていくのが初期症状です。白内障や細菌感染症なども合併症を引き起こす場合があります。トイプードルの糖尿病は見て分かる場合が多いので、少しでも異常を感じた場合にはすぐに獣医に相談しましょう。運動を積極的に取り入れることでストレスを解消できるので、トイプードルは日々の散歩も大切な病気予防といえます。
老犬専用のドッグフードには注意が必要
トイプードルの老犬期は10歳を過ぎたあたりからといわれています。基本的に老犬期になると専用のドッグフードに切り替えるのがベターです。老犬用のドッグフードはカロリーが低めという特徴がありますが、トイプードルには老いるスピードはかなり差があり、早いうちに老犬用のドッグフードに切り替えてしまうと栄養不足になってしまう恐れもあります。
ドッグフードの切り替えにはトイプードルの運動量を考えて行うことが大切です。運動量が10歳を過ぎても変わらない場合には、老犬用のドッグフードに切り替えずにそのまま与えてください。食欲が落ち始めてから10日ほど食欲減退が続く場合には老犬用のドッグフードに切り替えましょう。
まとめ
トイプードルの健康管理はとても大切です。食欲がない場合には、ドッグフードをお湯でふやかしたり、トッピングが食欲不振の解消につながります。糖尿病やドッグフードの管理もしっかり行うようにしてください。
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